官能小説・エロ小説(約 4 分で読了)
夏の夜に起こった不思議な体験と、存在しないはずの彼女に恋をしてしまった僕の話
投稿:2024-07-20 00:34:03
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その日は梅雨も終わりに近づいた、湿気が肌にまとわりついて来るような変な夜だった。
僕は仕事を済ませて、山越えの道で家へ帰ろうとしていた。
今夜は何を作ろうか。
帰り道のスーパーで、寿司でも買って帰るか。
僕はそんな事を考えながら、山道をゆっくりと走らせていた。
すると、屋根の上で何かを引っ掻くような音がした。
僕はバックミラーを見たが、特に何も見えない。
気のせいだったかと思いながら走っていると、今度は、ドン、と屋根を叩く音がした。
僕はなんだか嫌な気持ちになったが、クルマを降りて見るまでもないと、そのまま走り続けた。
すると、妙な事に気付いた。
対向車が、みんな僕にパッシングをして来るのだ。
ライトが上向きにでもなってるのだろうか。
すると、前方に数少ない信号機が見えた。
たったいま赤に変わったばかりの信号で停車すると、交差点の右側から、左折車が僕のクルマの横を通り過ぎようとした。
しかし、そのクルマは僕の横で急停車した。
なんだろうとウインドウを降ろすと、運転席の男性が蒼白な表情で、僕を見たり、上の方を見上げたりしていた。
「あの、どうかしましたか?」
僕が聞くと、男性は上を指差しながら答えた。
「あんた・・や、屋根の上に、女の人がしがみついてるぞ・・」
彼はそう言い残すと、急発進して去って行った。
僕は背筋が凍る思いをしたが、クルマから降りて確かめる勇気は無かった。
「ひいーっ!」
僕は思わず叫び声を上げた。
慌ててウインドウを閉めようとした時に、突然4本の細い指が挟まって来たからだ。
信号が青になって、僕はクルマを走らせた。
しかし、屋根の上が気になってたまらない。
このままでは事故になりかねないと思った僕は、勇気を振り絞って公園の駐車場へクルマを乗り入れた。
恐る恐るドアを開けて、思い切って外へ出た。
そして僕は、屋根の上を振り返った。
・・しかし、そこにはただ自分のクルマの屋根があるだけだった。
「なんだ。脅かしやがって・・」
僕がぶつぶつ文句を言っていると、突然背後に気配を感じた。
「・・ねえ・・。」
心臓が止まるほど驚いた。
僕は腰が抜けたようにその場にへたり込み、目と耳を塞いだ。
すると、誰かが僕の腕を掴んだ。
「う、うわーっ!」
思わず叫び声を上げた僕の目の前に、これまで会ったことのないほどの、透明感がある美しい女性がしゃがみ込んでいたのだ。
「ねえ、あなた。わたしが見えるの?」
彼女はいくらか寂しそうな表情でつぶやいた。
僕が口を開けたまま小刻みに震えていると、なぜか彼女は白いワンピースを脱ぎ捨てて、素っ裸になってしまった。
思ったより大きな美しい形の胸と、その下には一切の翳りがない、ストレートな割れ目があった。
「お願い、寒いの。抱きしめて・・」
彼女は僕のショートパンツと下着を一気に引き下ろして全裸にすると、そのまま抱きついてきた。
彼女の、いくらかひんやりとした体温を感じた。
逃げようとするのだが、なぜか身体が金縛りにあって動けない。
すると、僕は再び心臓が止まるほどのショックを受けた。
彼女の首が地面に落ちたのだ。
「ひ、ひゃーっ!」
僕は声にならない叫び声を上げた。
首のない彼女のカラダが僕の横で佇んでいる。
すると、地面に落ちた美しい彼女の首が、僕の小さく縮こまった肉棒を咥えてきた。
「はううっ。た、助けて。やめてくれ!」
彼女の首が、舌を複雑に使い始めた。
しかし悲しいことに、僕の肉棒は美しい彼女の首に舐められて、少しだけ反応しつつあった。
しかしふと気がつくと、彼女のカラダに新しい首が生えている。
いま僕の股間を舐めている首と、寸分変わらぬ同じ顔だ。
「うわああっ、なんだ?」
また彼女の首が落ちた。
そして落ちた首は、M字に開いた僕の股間に潜り込み、今度は後ろのアナルを舐め始めた。
「は、はふううっ。や、やめろーっ!」
前と後ろを同時に責められ、いまや僕の肉棒は大きく勃起してしまっていた。
彼女の首から伸びる舌が、僕のアナルをチロチロと舐める。
そして美しい唇が、僕の肉棒を横からしゃぶったり、おもむろに舌を回しながら口の中に飲み込んだりした。
しかもその首には歯が生えておらず、僕の肉棒は舌の激しい動きと同時に、上下の柔らかな歯茎にも挟まれている。
実際、これまでされたどのフェラチオよりも気持ちいい。
すると、再び首の生えた彼女が僕にベロチューを仕掛けて来た。
その瞬間、僕は彼女の首の温かい口の中に、最初の射精をしてしまったのだ。
すると、僕の精液を飲み込んだ首が、嬉しそうに笑いながら消滅した。
どうやら精液を飲み込むと、成仏するようだ。
アナルを舐めていた首が、再び僕の肉棒に移った。
「ううっ、はうう。き・・気持ちいい」
ついに僕は、声を上げてうめいた。
すると、胴体と一体の彼女は僕にまたがり、やや表情のない美しい顔で僕を見つめている。
そして彼女は、僕の耳を激しく舐め回した。
「う、ううっ。出るっ!」
耳を舐められる快感に、僕は思わず放出してしまった。
「ありがとう・・」
その首はそうつぶやき、ニッコリと微笑むとその場で消滅してしまった。
すると最後に、僕にまたがった彼女のおまんこに、ゆっくりと肉棒が飲み込まれる感覚がした。
具体的に言い表せないが、彼女は僕の上でじっとしているのに、アソコが僕の肉棒に出たり入ったりする感覚があった。
そこの中はまるで別の生き物のようにうごめき、僕は感じたことのない快感の渦に巻き込まれた。
彼女は、現実感のない美しい顔を僕に向けた。
「ああっ、はあっ。お願い、出して。わたしの中に。あああっ!」
彼女は僕の頭の中に直接語りかけて来た。
僕は、自分から腰を上下に振って、ついに最後の時を迎えた。
「ああ、逝くっ。出るうーっ!」
ついに僕は、現実には存在しないはずの彼女の中に放出してしまった。
そして彼女は、僕にこれまで見せたことのない、現実的でこぼれるようなとびきりの笑顔を見せると、そのまま霧の中に溶け込むように消えていったのだ。
・・気がつくと、僕は全身を露出したまま、クルマの横で寝そべっていた。
お腹の上には、彼女の中に出したはずの精液が溜まっている。
僕は起き上がると、ハンカチでそれを拭き取り、空を見上げた。
雲はすっかりなくなっていて、星空が瞬いている。
ふと僕は、地面に小さな片方だけのピアスを見つけた。
そして僕は、それを拾い上げると、駐車場の脇にあるライトアップされた小さな噴水に、それを静かに沈めた。
僕は再びクルマに乗り込み、エンジンをかけた。
ライトをつけると、そこにぼんやりと笑顔の彼女が浮かび上がった。
手を振る彼女にパッシングをすると、僕の目から一筋の涙が溢れた。
もしかすると僕は、現実には存在しないはずの彼女に恋をしたのだろうか。
僕はハンドルを握りしめ、クルマを走らせ始めた。
バックミラーはもう振り返らなかった。
彼女はこの夜に、ようやく次の世界へ進んで自由になれた気がした。
僕は自分にそう言い聞かせると、少しだけ微笑んだ。
全てが夢だったようなこの夜に、僕はふとため息を漏らして、アクセルを踏み込んだのだった。
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