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体験談(約 19 分で読了)

【高評価】大学生の時、高校時代のぽっちゃり同級生と再開した話(1/3ページ目)

投稿:2023-07-26 16:16:42

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本文(1/3ページ目)

時雨◆NkeSE1c(岩手県/20代)
最初の話

高校2年生の六月。「あ、先輩!おはようございます!」#ピンク朝、校門で声をかけてくれたのは、同じ吹奏楽部の後輩で高校1年生のかのん。細身だがやや丸顔の、小動物系の可愛い顔立ち。つい数ヶ月前まで中学生だった、あどけなく幼さが残る。肩くらいまで伸ばしている髪は、後ろで一つ…

前回の話

続編希望を頂けましたので、続きです。たくさん見てくださって、ありがとうございます!高校時代、最後の話になります。高校3年生。元カノである後輩のかのんと別れた後、しばらく非モテに逆戻りした日々が続いていた。特にイベントも起きないまま卒業式を迎え、帰ろうとしていた時のこと。…

続きです。

たくさんの評価、ありがとうございます!最終話になります。

大学に入学した俺は、またも見事に非モテに逆戻りしていた。サークルにも入らず、単位のため授業に出て、バイトを繰り返す日々。

毎日を漫然と繰り返し、気がつけば4年になっていた。男の友達はできたものの、その間女っ気は一切なし。

大学4年の冬、俺は卒論に見通しが立ち、休日といえばに街に出て時間を潰していた時。

ス○バで一人課題がてらコーヒーを啜っていると、誰かがテーブルの反対に腰掛けてきた。

こんなに空きがあるのに?と不思議に思った瞬間、ふわっと漂った甘い香りが俺を高校時代に引き戻した。

「元気ですか?」話しかけてきたのは、元カノのかのんだった。

俺は高二のとき、既に非処女だった彼女に、放課後の更衣室で童貞を捧げた。

白いワンピースに身を包み、メイクを施している。ポニーテールだった髪は下ろされ、明るめの茶髪をカールしていた。

垢抜けない制服姿しか見たことがなかった俺は新鮮な感覚だったし、顔は高校生当時から変わって、大人の女性の顔つきになっていた。

「……か、かのん?」

緊張でつい目線が泳ぐのを見て、かのんは笑う。

「変わってないなぁ、先輩(笑)」

「一瞬わからなかった。だいぶ、変わってて」

大学生活、女子と話したのは事務連絡くらいだったから、関わり方を忘れてしまっていた。俺はなんとか二の句を継ごうと言葉を探す。

「老けたでしょ?(笑)」

「ううん、すごく綺麗になった」

「お世辞でも嬉しい!」

かのんは短大を出た後、保育士として地元の保育園に勤めているらしい。俺らはもっぱら高校の思い出話で盛り上がった。

「楽器、今もやってるんですか?」

「……やってない」俺は首を横に振った。

「サークル、入ってなくてさ(笑)」

「そっか……私、先輩の音色、好きでしたよ?」

俺は久々に好きと言われ、赤面した。かのんは「音色だよ?音!(笑)」と笑った。

「あ、そだ先輩。絢芽先輩って覚えてます?」

その名前にドキっとした。

四年前の忘れもしない卒業式の日、処女を貰った同級生。

俺は、もう四年になるのかと思い、様々な思いをこめて「覚えてる」と言った。

「つい先月、久々に会ってランチしたんです」

「中学一緒だったな。変わってた?」

「優しい感じはあのまんま!ところで、合宿で絢芽先輩にさ〜……」

かのんは話の中で何気なく出した名前だろうけど、俺は忘れかけていた記憶が甦った。

最後にメッセージをやり取りしたのは大学2年の時。あれから俺は一度も連絡を取っていない。

ある日、絢芽のアイコンがカクテルのグラスを合わせて乾杯する写真に変わっていることに気がついた。

絢芽の白く柔らかな手が持つグラスと乾杯しているのは、明らかに男の手が持つグラス。

俺はそれを見た瞬間、どこか諦めがついた。

また会おう、なんてどうせ口約束だし、追いかけなかった俺が悪い。

俺らは所詮、子どもの時一度身体を交わしただけの仲。向こうはもう忘れている。

(絢芽、お幸せに……)

そう願いながら連絡先を消し、俺は気が付かないうちに涙を流していた。

「もう、聞いてますか?」

「ご、ごめん!なんだっけ?」

「だから、彼氏と同棲するって!」

「え!?」

枯れた思い出を回想しているうち、かのんの話が丸々抜け落ちてしまっていた。俺は少し複雑だったが、おめでとうと祝福した。

「あ、もし街で会っても、高校の話は内緒ですよ?」

「言えるわけないって……」

「それもそうか(笑)」

更衣室や宿泊部屋で若い身体を味わったことは、俺ら二人だけの思い出。

店を後にし、かのんと一緒に年末の街を歩いた。風が冷たく今にも雪が舞いそうで、別れた当時と似た風が吹く。

「絢芽先輩、気にしてたみたいでしたよ?」

俺はその言葉に、息が止まった。

こっちはすっかり諦めていたのに、絢芽は気にしている?

「……なんで、俺なのかな?」

「うーん、わからないけど、元気かなって」

「先輩のおかげで、変われたんだって。何かあったんですか?」

「……ちょっとね」

やがて俺らが最初に付き合った駅前に着く。

「じゃ、こっちだから、また!」

「うん。お幸せに」

「まだ結婚じゃないってば(笑)」

かのんは笑っていたが、ふと真剣な顔で「……絢芽先輩に会う?」と聞いてきた。

「……うん」

「今月28日からこっちに帰るって言ってました」

「……ありがとう」

かのんは嬉しそうに「応援するよ!」と微笑み、手を握ってきた。

一人称も変わり、敬語になったが、この時だけ昔のかのんが戻った気がした。

絢芽の連絡先は消してしまっていた。当時のアカウントも削除してしまった。電話番号も持っていない。

年末が間近に迫った12月28日。外は一面雪景色で、肌をさす寒さだった。

「……よし」

俺は絢芽の実家であるマンションの近くの最寄り駅に、張り込むことにした。

力技にも程があると自分でも思った。しかし流石にマンションに立ち続けるのは不審すぎるし、怪しまれないとしたらここしかなかった。

俺は朝から、駅の待合室に腰掛けた。

『戻ったとき、また会ってくれませんか!』

俺が勝手に反故にした、4年前の約束を果たすために。

朝から張り込んで、いつの間にか昼になった。降りた乗客を一人一人チェックするも、一向に見つからない。

やがて辺りが暗くなり、ついには夜の八時半。俺は半ば諦めつつ、また待合室に入ってきた乗客たちを伏し目がちにちらりと見た。

「……?」

他の乗客に紛れ、ピンクのロングコートを着た女性が通った。絢芽は体型が隠せるからと言って、ロングコートを着ていたのを思い出す。

俺は荷物も持たず外に飛び出し、行方を追った。

女性がタクシー乗り場に向かおうとするのを走って追いかけた。

「あ、絢芽っ!!」

凍った地面に足を取られ、思ったように進まない。

「待って!!」

俺が叫ぶと、絢芽はハッとこっちを振り向いた。

「えっ!?」

女性は間違いなく、絢芽だった。かのんほどの変化はなく髪色は黒のままだったが、前より伸ばして胸元まできている。

ぽっちゃりとした体型は変わらず以前のまま、メイクは違和感なく馴染んでおり、昔の面影を残したまま綺麗な大人の女性になっていた。

「はぁ、はぁ……いきなり……ごめん」

「そ、そんな……なんで……」

「どうしても、話たくて……」

絢芽は俯くと、スーツケースから手を離して口元をおさえ嗚咽した。

「うっ……ぐすっ……」

「もう会えないかと思ったよっ……」

「ごめん、本当に、ごめん……」

泣き続ける絢芽の背中をさすり、謝る俺。通る人みんなに見られる。

少しして絢芽はハッと顔をあげ「どうして、ここに?」と腫れた目で聞いた。

「マンションで待つわけには、行かないかなって」

「……ふふ、ははっ。確かにやだ。変態みたいだよ(笑)」

久々に見られた絢芽の笑顔は、最後に別れた時のままだった。

「本当にごめん。会いたかった」

「ウチも……」

安堵したその時、俺のお腹が大きな音を上げた。朝飯以来、何も食べていなかった。

俺らは顔を見合わせて笑った。4年ぶりに見る絢芽の笑顔だった。

「まだ、ウチもご飯食べてない……」

「嫌じゃなければ、一緒に食べない?」

「ばか。嫌なんかじゃないよっ!」

「君には聞かなきゃないこと、たくさんあるんだからねっ!」

上目遣いで頬を膨らまして頑張って睨んできたが、相も変わらず童顔だから全く怖くなかった。

田舎で夜までやっているところはないので、コンビニでご飯を買った。

「……うち、くる?」

「え、でも、親御さんとか……」

「いないよ(笑)親戚の家に行ってるの」

俺らは4年前と全く同じ足取りで、絢芽のマンションへ入った。

「どうぞー」

真っ暗な部屋に電気を灯すと、相変わらずジャ○ーズのグッズに囲まれた部屋が現れ、強烈なデジャブに包まれた。

綺麗に布団が畳まれているベッド。俺らは4年前、ここで……。

「ね、顔赤いよっ」

「……絢芽もね」絢芽はリンゴのごとくほっぺたを赤らめていた。

「いいから、寒かったでしょ?シャワー入っておいでよ」

食事を食べて休んでから、俺らは交互にシャワーを浴びた。

風呂上がり、二人でソファに腰掛ける。

「さっき、泣いちゃってごめんねっ」

「でも……なんで返信くれなかったの?」

正直に経緯を全て話した。彼氏と思しき男と映る姿を見て、忘れようとリセットしてしまったこと。

「後悔してます……本当に、ごめん」

頭を下げる俺の頭を、絢芽はぽんぽんと撫でて起こす。

「何も謝ることないよ!大丈夫っ!」

「絢芽……」

「高校の最後にさ、告白してくれたの覚えてる?」

俺はうなずく。忘れられるわけもなかった。

「あの時、正直になれなくて濁しちゃったんだ」

「遠距離は多分耐えられないし、断れば諦められるかなと思ったんだけどね。無理だった」

「自分勝手だけど、別の人と付き合って、余計キミの優しさが分かったんだ」

「だから、なんとしてでも会おうと思ってた。でも、嫌われたと思って……」

目に涙を溜めてしまった。そんな俺を見て、絢芽も涙目で抱きついてきた。

絢芽は腕を俺の首に回し、俺の顔は豊満な巨乳に押し付けられた。

「あ、絢芽、息できない……」

「無視した罰っ!」

「こんなので許してくれる?」

「もう。許すも何も、始めから怒ってないよ」

絢芽は腕を解き、俺を胸から解放すると項垂れた。

「怒ってないけど、ずっと嫌われたって、寂しかったんだよ……」

「今更だけど、もしやり直せるなら、友達に戻りたい……」

「……やだ」

「……ひどいことして、虫良すぎだよね。ごめん」

「違くて……」

「え?」

「ああ、もうっ!友達はやだってことっ」

「ど、どういうこと?」

呆れた絢芽はため息をつき、改めて俺の目を見つめてきた。

「あの時から、ずっと伝えたかったことがあるの」

「約束したじゃん。戻った時に会おうって」

「……うん」

「その前に……」

絢芽は目を瞑り、顔に少し角度をつけ、唇を寄せた。

ーーチュッ……。

4年ぶりのキス。くっついて離れない唇は暖かく柔らかかった。

見た目こそ大人びたが、合わせた唇は変わっていない。

「前したこと、またウチとできますか?」

「……うん。むしろ、したい」

「えへへ、前も同じ言葉聞いた」

背中に手を伸ばすと、絢芽も腕を回してくれた。

俺はそのまま肌着の中に手を伸ばし、ホックに手をかける。

絢芽の肌は吸われるようにきめ細かく、肉厚で心地よかった。

「懐かしい」

俺は何も聞かずホックを外したが、絢芽は拒まなかった。

肌着をまくりあげて脱がせブラジャーを取ると、ボロンとあの日見た巨乳が姿を見せた。

絢芽は、自分の胸を腕で押し上げて強調した。

「おっぱいね、今Gカップあるの」

「で、でか……」

Fカップだった胸は1サイズアップしていた。

俺は無我夢中で胸に手を伸ばし、両手で胸を触った。

弾力のあった肌は柔らかさの方が増していたが、きめ細かさは変わらない。

「すご……」

「へへ、でしょ?」

あの日は恥ずかしそうしていたのに、自信がついたんだと少し嬉しくなった。

絢芽の目を見ると、コクっと頷いてくれた。お互い興奮して息が荒くなる。お互い下着まで脱がせ合ってついに裸になった。

俺らは何も言わず抱き合った。大きな胸がぐいっと押し当てられ潰れる。

チュッ……。再び優しくキスを交わす。

四畳半ほどの寝室に、唾液が絡み合う音が響く。

「んっ……ふぅっ……」お互い鼻から漏らした息が、鼻腔をくすぐる。

「あっ……」

「俺、あれ以来してない……」

「そっか……彼女、いなかったの?」

「……うん」

「じゃ、久々だね……立場、前と逆転だよね(笑)」

「絢芽、そんなしたの?」

「そこまでじゃないよっ」

やがて唇を交わすだけでは飽き足らなくなり、舌を絡めあう。唾液が混ざり合い、音がよく響く。

「あれから、何人とした?」

絢芽は一瞬戸惑ったが、包み隠さず恥ずかしそうに指を立てた。

「ひとりだけ……1こ上の先輩と……2年付き合った……」

「アイコンの男?」

「うん……」

「どのくらい、エッチした?」

「えっと……」答えにくそうにする絢芽に「正直で大丈夫だから」と言う。

「毎週末とか、かな……もう、なんで聞きたいの」

自分でもわからなかった。かのんの初体験を聞き出したあの時から、俺は何も変わっていない。俺は自分で聞いておきながら、聞きたくないと思った。

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話の感想(2件)

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  • 2: 鳳翼天翔さん#Q1ZjQjA [通報] [コメント禁止] [削除]
    素敵なお話でした!末永くお幸せにね!

    できれば結婚生活編をかいていただけたらと!

    6

    2023-07-27 06:34:47

  • 1: 名無しさん [通報] [コメント禁止] [削除]
    おおおおおおんめっちゃエエ話やないかーーーー!!!

    8

    2023-07-26 20:23:29

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