体験談(約 62 分で読了)
【評価が高め】義姉さんの香りはまさにオトナの女性の香りです。匂いフェチの自分はそのいい匂いを堪能しました。(1/5ページ目)
投稿:2021-06-15 21:42:10
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これは私ことマドカ少年が中学2年の時の体験です。女系家族で育った私は、オンナだらけの中で育った環境からか、女性に対しての憧れや異性としての意識などは無縁でした。しかし、小学6年の時に高校生だった従姉妹に童貞を捧げて以来その従姉妹を意識しやがて初恋をすることとなります。しかし、…
この物語は、シリーズ第27話の教育実習編となります。時代は平成2年、バブル景気で浮かれる日本という国の北東北にある小さな臨港都市が舞台となります。そんな街の工業系大学4年生であり、主人公である私が大学の附属高校で教育実習をしていたときのストーリーとなります。なお今回、冒頭部分がクルマ…
「違う。それは違んだってば・・・・。わたし達は初めから一緒になれない運命だった。そんなことは初めから分かってた・・・。」
シリーズ第28話である今回のストーリーは、下宿の娘であるふたばのこんな言葉から始まります。
時代は平成2年。北東北の小さな臨港都市の私立高校で共に教育実習中だったそんなふたばと私は、一緒に行った銭湯の帰り道に若者が運転するシルビアから逃げるようにこのラブホに入っていました。
そもそもこのラブホは、今一緒にいるそのふたばと過去何回か利用していました。しかも今居る3号室はその中でもお気に入りの部屋です。
そして今回、ふたばに押し倒されたことによってゴングの鳴った第1ラウンドで、返り討ちでKOしてしまったふたばが私の上で腰を抜かせてしまっていました。
今回はここから始まります。今回の話は少し長くなってしまいますがご容赦ください。それでは・・・
私は先程、性も根も尽き果てて私の胸の上で眠りに落ちているそんなふたばに自分の胸中を明かしていました。
そんなふたばがいつ目を覚ましましたのかは分かりませんが、眠りに落ちていたはずのそのカラダが急に起き上がって「違う・・・それは違う」と言いながら泣いています。
「でも・・・わたしが流産した後あなたは・・・そんなわたしにプロポーズしてくれた・・・・・。わたし・・・・もう、それだけで良いの。あの時わたしのことあれだけ想ってくれるあなた・・・いや、まどかがいてくれただけでいいの。」
「でも・・・結局僕って、ふたばを不幸にしているだけじゃないのかって悩んで・・・・」
「でもね・・・。こんな男勝りのこんなオオオンナをオンナにしてくれたのもあなただったし・・・女の悦びってモノを教えてくれたのも・・・そう、まどかなんだよ。自信を持って・・・。」
「でも、結局はふたばを妊娠させちゃってる訳だし・・・・」
「もう・・・それは言わないで。でも、最後に一つだけ言わせて貰えば、わたしのお腹にまどかっていうオトコの遺伝子とわたしの遺伝子が結びついて、あなたとわたしの遺伝子が2分の1づつ受け継いだ命いう証が存在したってことが凄く嬉しかったの・・・。」
「でも、それは・・・」
「いいの・・・これだけは言わせて。その時、日に日に育つお腹の中の小さな命がいとおしくって、これがオンナの幸せなんだって思ったの。・・・・・結局流れちゃったけどね。」
「でも・・・僕はふたばに十字架を背負わせているだけのような気がして・・・」
「ちょっと聞いて。わたしね・・・・まどかに初めて出会った年の夏、アンタのバイクの後ろに乗って自動車学校通っていたでしょ?」
「うん。そんなこともあったね・・・。」
「その時のアンタの匂いが凄く心地よくって・・・・いつまでも嗅いでいたいような気にさせられたの。わたし、そんなの初めてだった・・・。今思えば、人の匂い・・・・いや、異性の匂いって、自分ににとってその人がどういう人かって本能的に判断する材料だと思うの。性的に合うのか合わないのか・・・・」
「それって・・・言葉とか感情以前の本能的なもの?」
「そうでしょ?わたし達ってそもそも哺乳類。本能的に遺伝子を後世に残そうするように代々受け継がれている動物。わたしがアンタの匂いがいい匂いって感じた段階で、わたしとアンタの性的波長があっていたってことね。・・・・・サイズ的なものを除いては。」
「そうだよね・・・綺麗事をいくら並べても、オトコとオンナの関係って結局はそうだよね。サイズっていうのは・・・・ちょっと複雑だけど・・・」」
「まっ、本来すべき生殖という生物の目的を遮って避妊するっていう行為は人間だけの行為だけど・・・・」
「それでさ、実は僕もふたばの匂い・・・・」
「アンタが変態なのは百も承知・・・・。制服フェチとパイパンは置いといて・・・実は重症の匂いフェチ。アンタの場合、性的に合うかどうかっていう話じゃなくってただのフェチ。」
「あっ、覚えていたんだ・・・。付き合い初めの頃、いつもふたばの体臭嗅いでて怒られもしたっけ・・・。」
「でもね、それってある意味正しいと思うの。いや・・・そう思いたいの。人間が動物である限り・・・。今でこそ人っていう動物は言葉っていうツールを使ってコミュニケーションとっているけど、そんなモノなかった太古の昔は目で見るモノと触れるモノ。それに音と匂い・・・」
「ふたば、その他・・味ってのもあると思うんだ。例えばキスの味とか・・・アレの時のアソコの味とか・・・。感じてくるほどに味が濃くなって・・・甘い味になってくるとか・・・」
「アンタ・・・・バカ?何・・・・本人を前にしてそんなこと言う?・・・・で、オトコってそんな風に感じるの?所詮人間の分泌物だよ。自分で確かめようとも思わないけど・・・。」
「仕方ないだろ。だってそうなんだから・・・・。それは紛れもない真実。」
「それはコッチもそうだよ。精子の味ってアンタので覚えたんだから・・・溜まっててヤりたい時、体調のいい時悪い時・・・みんな味や濃さが違うんだから・・・。アンタのだったら自分で出しちゃった時とか浮気の後なんかすぐに解っちゃうくらい。」
「精子の味ってそんなに変わるものなんだ・・・」
「最初は生臭くって吐きそうだったけど・・・どう言うわけかソレが慣れてくるんだよね。そしてあの栗の花の匂いも・・・一人でムラムラしちゃった時とか、あの臭い匂い嗅いでみたいって思うこともあって・・・あっ、わたしも動物以前に変態ね。」
「それって、僕たち人間という生き物が動物である限り避けては通れないというか・・・」
「そうなの。わたしが思うのは、その匂いってものがその相手が自分に合うかどうかを知らしめる重要なファクターになっていると思うの。でも、最初は鼻につく生臭い変な臭いと思ったものも慣れるにつれいい匂いに変わったり・・・・なんか難しいね。」
「それって・・・やっぱり精子の話?」
「アンタ・・・バカ?人がせっかく真剣にハナシしてるのに・・・まっ、結局そうなんだけど。」
「なあ、ふたば。僕さ・・・その人の匂いってモノに関して、実は前に凄くショックなことがあって・・・」
「何よ。」
「うん。それって僕が小さい頃の話で母さんの匂いなんだけど・・・その中に凄く安心する匂いがあって・・・・」
「それのどこがショックなのよ!」
「うん・・・・・。その匂いの正体を知ったのは姉さんから悩みを打ち明けられた時なんだ・・・。」
「もう・・・焦ったいね。いったいなんなのよ!」
「その匂いって・・・・実は・・・・ワキガの匂いだったんだ・・・・。」
「えっ?そうなの?・・・・・それってショックだよね。」
「ふたばって脇の匂いなんてほとんどしないでしょ?」
「うん。そうだけど・・・・でも、夏場で汗かく時なんては消臭スプレー使ったりもするけど・・・」
「多分、母さんもそのスプレー使っていたとは思う・・・。でも、どうしても僕にとってはいい匂いのワキガの匂いって消し切れないんだ。姉さんもワキの匂いがキツくって部活で着てた剣道の道着が臭くなっちゃって、悩んだ挙句手術で治療したくらいだもん。」
「そうなんだ・・・。あの麻美子さん・・・・そんな悩みあったんだ。」
「それで、僕にとってはいい匂いだったその匂いが実はそうではなかったと知った時、すごいショックだったって訳・・・・。」
「まっ、でもさ・・・その匂いがいい匂いとかそうでないかは置いといて・・・。ひとつ訂正したい事があって・・・」
ふたばはそう言うと私のカラダの脇にカラダをズラして横から抱きついた格好になりました。
「今更何を訂正したいって?」
「うん・・・。この前ここに来た時、散々議論して導き出した答え・・・・」
「もしかして・・・言葉ってヤツ?」
「そう・・・。何でも言葉にすれば伝えることが出来るってヤツ。」
「僕もソレはちょっと感じていたところだったんだよね・・・」
「言葉って、言って見りゃ文化的な道具だと思うんだけど・・・・。カラダに触れる事なく匂いも嗅がず・・・。その言葉っていうモノだけで自分の意思を伝えられる素晴らしい道具だと思うの。あとは、その表情や仕草でその他感情もその見た目で補完できるし・・・。」
「うん。でも、握手とか・・・・外国だといきなりハグしたりして身体的スキンシップを図る文化ってものもあるよ。」
「そうなの。でも考えて見て?その方がその相手と親しくなるのが早いと思わない?」
「僕ってさ・・・握手とかハグって、自分のカラダの大きさを相手に知らしめて、戦わずして勝敗決めるような意味合いから始まったって勘違いしてた節があるんだけど・・・」
「まっ、確かに・・・手の大きさなんてその典型だもんね・・・特に生殖活動については。」
「なあ、ふたば。それって散々ふたばに言われ続けて来たぞ。アレの大きさと手の大きさは比例するって・・・」
「あっ、それは失礼・・・。でも、オトコってアレの大きさだけじゃないってフォローもしておいたけど・・・」
「う〜ん・・・・なんか複雑。」
「なんかいいね・・・。アンタとのこんなたわいもないピロートーク。」
「そ、そうだね。でも・・・僕の足を挟んだふたばの股間からいろんな液体出ちゃってるみたいだけど・・・」
「でもさ・・・。アンタってもっと量多くなかった?前なんて、逆流するのが分かったぐらいなんだから・・・」
「い・・・いや・・・まだ1回しかしてないからじゃ・・・」
「まだ、ってことは本番はこれから?それじゃ、第2ラウンド入る?」
「でも、ふたばって第1ラウンドKOで腰抜かしちゃってるから・・・」
「プルルルルルルルル・・・・・」
ふたばのそんな提案に答えたところで枕元の電話が急に鳴り出しました。そして、ふたばが私の上で体を伸ばすようにしてその長い腕でその電話を取り応対します。
「あっ・・はい。そうなんですね・・・ちょっと待ってください。」
仰向けになった私の目の前に受話器を持つふたばの乳房がその重量で垂れ下がっています。そんな乳房のピンクの乳輪に小さなホクロを見つけた瞬間ふたばが問いかけてきました。
「ちょっと・・・。あと10分で宿泊料金に切り替わるんだって。このまま居ると休息料金プラス宿泊料金になっちゃうっていうんだけど・・・どうする?」
先ほど入り口で見た看板に掲示してあったホテルの利用規約に、22時以降については宿泊扱いとなって、その時間以降については泊まろうが帰ろうが宿泊料金となるようなことが書いてありました。
ちなみに、私たちは思いがけず半端な時間に入ってしまっていて、既に宿泊以前のご休息料金が発生しています。
「う〜ん・・・。ここ入って1時間も経ってないけど・・・宿泊ってほどでもないし・・・。ふたば、ここは一旦出て下宿の食堂で今の議論の続きしないか?呑みながらでも。」
「うん。そうだね・・・流石にさっきのシルビアも引き上げていると思うし・・・」
ふたばはそう言うとその電話にチェックアウトを伝え、その後二人とも身支度を整えているところ玄関のチャイムが鳴りました。恐らくここの管理人と思われる人が料金徴収に現れたようです。
私が料金を支払おうとそのドアを少し開けたところ、そこにいたのはいつもの爺さんではなく、キチンとした身なりの女性でした。
更に、私がその女性の顔を見た瞬間その女性も驚いた様子です。その女性とは、先程銭湯の駐車場でふたばにサンダルを譲ってくれた女性だったのです。
「あっ、先程はどうも・・・・・。あんな高価なサンダル頂きまして・・・・。彼女、凄く喜んでいます。ありがとうございました。」
私がそうお礼を伝えると、その女性が意外な事を言い出しました。
「喜んでいただいてこちらも嬉しいわ・・・。あっ、ちょうど良かった。今、この施設の利用者実態調査をやってて・・・・できれば協力して欲しいの。協力謝礼金は1000円・・・どう?」
「い、良いですけど・・・それって・・・」
「あっ、ごめんなさいね。わたしこう言うものなの。今、ここの運営を任されていて・・・」
その女性は持っていた手提げから名刺入れを取り出すとその中から名刺を1枚名刺入れの上に重ねるように差し出しました。
その名刺には遠藤幸子いう名前で、さらにその名前の上に司法書士と記されていました。
私は見た瞬間この女性がソレなりの人ということは分かりましたが、その時その司法書士という職業がどのようなものかは全く分かりませんでした。
「あっ、ご丁寧にありがとうございます。あの・・・僕は・・・」
「ソレはいいわ・・・そこの工業大学4年生のまどかさん。いや・・・今はまどか先生かな?」
「なんでそこまで・・・」
「ごめんなさいね・・・。あの娘・・・チエから聞いたの。あの娘、友達いないから話し相手になってもらったのがよほど嬉しかったのね。」
「そんなことで喜んでもらって・・・」
「あっ、そうだ。それでさっきの続きなんだけど、ちょっとした聞き取り調査なの。1000円割引って利用時間1時間に満たないあなた達には悪い話じゃないでしょ?5分少々時間もらえる?」
この時ふたばに了承を得た私は利用状況調査と称した室内の調査に協力しました。するとその女性は管理棟に電話して部屋の清掃を少し待ってもらうよう指示すると室内の備品の配置や使用数量などを調べ始めました。
「あなた達は物凄く良心的な利用をしていると思う・・・。備品に手をつけず、布団なんかも畳んである・・・。もう・・ひどい部屋はひどいからね。追加料金取ってやりたいくらい。」
「褒めていただきありがとうございます・・・」
「あと・・・お風呂使ってないのは、さっき銭湯に行ったから?時間がなかったから?」
「はい・・・両方です。あと・・・まだ1回目だったんでそれほど・・・」
その時隣にいたふたばに思い切り背中を叩かれました。そのふたばの顔は真っ赤です。
「あれ?コンドーム1つも使ってないのね?もしかして・・・避妊なし?」
「はい・・・。」
「もしかして・・大丈夫な日だった?」
「まっ、そんなところです。」
この時ふたばは、教育自習が終わった後に生理が来るようにピルを処方してもらっていました。すなわちその期間中の避妊は不要となります。
「あと・・・ここの利用は初めて?」
「いや・・・結構利用してます。この3号室に至っては数え切れません。」
「ん?クルマ変えたりした?」
「ちょっと事情があって・・・・・」
「このクルマでは初めてってことか・・・・ソレじゃ、この3号がお気に入り?」
「はい・・・何となく・・・」
「あら・・・それは残念。このすぐ前の国道なんだけど、今、国の方で4車線化工事の準備してて、沿線地権者に対して用地交渉してるの。それで、ここの敷地の国道に面した1号から3号室と管理棟の部分が道路用地になっちゃうんだって・・・。この前調べたら、いつの間にかここが道路区域になったっていう官報告示もあったところなのね。」
「その、官報ナントカって言うのは分かりませんが、今いるここって既に道路の区域なんですね・・」
「うん。道路法上そうなっちゃうみたいなの。まだ、買収に応じた訳じゃないのにね・・・・。それでなんだけど、今後このホテルをどうしようか検討してるって訳・・・・。このホテルって意外にも稼働が良くて、本当は事業反対したいところなんだけど・・・・」
「あの会長の会社・・・・公共事業に携わってる感じですもんね。」
「あら・・・・よく知ってるね。それで今、役所とそのことで交渉中なんだけど、その中で提示された条件は構外再築って言うやり方で、つまりは他に引っ越せって言うの。結局は立退ね。でも、ここに半分くらい土地が残っちゃうし、土地代は道路が引っかかる分しか出ないから・・・・・それで前から国の役人となんとかならないかって交渉して来たんだけど・・・。」
「それって困った話ですね。降って沸いたような話ですし・・・・」
「うん、そうなの・・・。このホテルって、見てのとおり古いでしょ?国道の4車線化計画ができるずっと前からここにあるの。まっ、経営者は何人も変わっているけど・・・・。何やるにしても金額次第かな・・・・?まっ、補償額算定の物件調査は明日なんだけどね・・・・」
「半分になってもここに残るっていう選択肢は考えているんですか?」
「うん・・・。でも、管理棟の立て直しもあるし・・・・。2階建っていうのも検討したんでけどちょっと厳しいわね。しかも4車線になると中央分離帯ができるでしょ?すると市街地からのクルマが右折で入れなくなっちゃうの。」
「それは不便ですね。現に僕たちも市街地方面から右折で入って来ました。しかも、規模が小さくなっちゃうとなると・・・使いずらくなっちゃいますね。」
「うん。それでこの裏の畑を道路として提供してもらえれば裏の市道からも入れるからそれもいいかなって思って国の役人と交渉していたんだけど・・・」
「裏から出入りできればそれはそれで素晴らしいと思います。国道が渋滞する朝なんて・・・渋滞しているクルマに道譲ってもらいながら出るのがとても気まずいですし・・・・」
「やっぱりそうだよね。日中なんかも交通量が多いし・・・。この前なんかここ出る時事故起こしちゃったお客さんもいて・・・・。お忍びだったみたいだったんで気の毒だった・・・。」
「そうですね・・・僕も日中このホテルに出入りするクルマ、結構見かけます。」
「うん・・・そうなの。最近客層が変わって来て、昔はあなたたちみたいな大学生が健全に利用していたんだけど、最近では大学生向けの下宿が減るに従ってそれも右肩下り・・・。でも、最近はお忍びが多くなってきたの。しかも朝から。」
「朝からですか?その人たちって普通に仕事している人ですよね?」
「そうなんだよね・・・・。でも、なぜか午前中はきちんとした身なりの人が高級車で乗り付けるんだけど、昼を過ぎると営業系のクルマが多くなるの。面白いでしょ?」
「それって・・・昼下がりのアバンチュール?」
「それってなんかの雑誌で煽ってたやつね・・・この前美容院で読んだ雑誌にもそんなこと掲載されてた・・・。でも、主婦のアバンチュールならまだしも・・・・最近、未成年者連れ込むおじさんも増えちゃって・・・」
「それって・・・・エンコウ?」
「そういう娘もいると思う・・・。でも、施設管理者としてはそんなプライベートまでは関与しないから、見なかったことにしてるの。まっ、時々警察から問い合わせもあるけど。」
「そういえば、さっき・・・・それっぽいの見かけました。」
「うん。そうだね。」
「分かるんですか?」
「分かるよ・・・。防犯上、出入りする車は防犯カメラで録画してるから・・・」
「それって・・・警察なんかに見せたりするんですか?」
「要請があれば・・・。でも、ウチが絡むもの以外のモノは画像が荒いものを見せるの。クルマのナンバーなんかがやっと読み取れるぐらいのヤツ。」
「と言う事は鮮明のもあるんですね。」
「うんもちろん。ナンバーはもとより、人の顔なんかばっちり写ってるやつ・・・。」
「そんなに鮮明なのもあるんですね・・・・。もしかして部屋の中も・・・・」
「安心して。ここのホテルにはそんなのはないから・・・・」
「このホテルには・・・ってってことは、他のホテルには・・・・」
「それは業界的にノーコメント。御想像に任せるわ・・・・」
そこまで話したところで、私の後ろでその会話を聞いていたふたばが身を乗り出して話に加わりました。
「この前わたしの大学の講義で、教授がコレからの時代プライベートというか・・・多分個人情報なんかを守らなくてはならない時代になるという話を聞きました。多分世の中そんな風潮になると思います。」
ふたばは私の頭の上から見下ろす角度でそう伝えるとその遠藤という女性は少し考込んだ様子で目線を下げました。そして再び目線を上げてふたばを見ると・・・
「それじゃ、裏口入店っていうのも重要ね。」
と言いながら、なぜか何かが吹っ切れたような表情になりました。
「そうするとここの出入りって・・・お忍びで裏口からってのが主流になるかもしれませんよ。夜ならまだしも、日中の出入りって・・・・やっぱり人目が気になりますし、営業車で出入りってことになると会社の看板背負ってることもありますし・・・。」
「やっぱりそうよね・・・。それにこの入り口のお城もどうにかしようと思って・・・」
「そうですよね・・・・いかにもですよね・・・あのハリボテ。せっかくの戸建ての施設なんですから・・・・残った部屋も含めてリゾートのコテージ風にしちゃうとか・・・・」
「あっ、ありがとう。すごく参考になった。足止めしてごめんね。」
そんな風な聞き取りをされてからふたばとクルマに乗り込みそのホテルを後にしました。
まさか予定外に立ち寄ったラブホでそんな聞き取りをされるなんて思いもよりませんでした。しかし、そんな立ち寄る理由となったのは銭湯帰りに私のアルトを煽ってきたあのシルビアでしす。
そして、そのラブホのヒラヒラを潜って道路に出る時、まさかとは思って周囲を見回しましたが、やはり私たちが出てくるのを出口付近で待っていたあのシルビアの姿はありませんでした。やはり痺れを切らしてどこかへ行ってしまったようです。
その後下宿近くのコンビニで酒類を買い込み、下宿の食堂でふたばと激論を交わしました。
いつも思いますが、気の知れた人との議論は楽しいものです。お互いの考えの違いを摺り合わせて一つの答えに達した時の達成感ってなんとも言えない充実感があります。
その内容は、ホテルで交わした人の匂いとかという感性にまつわる話から、いつしかあのホテルの今後をどうするかという話に変わっていました。部外者である私たちがいくら激論を交わしたとしてもどうなるものでもありませんが・・・・。
そしてその激論の中、買ってきたアルコール類がどんどん消費されて行きます。途中1回、近くのコンビニまで買い出しに出かけて更に議論を重ねていました。
そしてそんな楽しい激論をしていたところ、あるところを境にして私の記憶がなくなっていました。ちょっと飲み過ぎたようです。
途中、ふたばが空き缶を片付けていたり、使ったコップなんかを洗っている様子を見ていたような記憶だけは断片的に残ってはいますが・・・。
そしてその翌朝、カーテンから朝日に気づいた私は、ギギッ・・とベットが軋む中何か温かいものに抱きついた状態で目を覚ましました。
「あっ、おはよ。アンタ・・・ちょっと飛ばし過ぎ。ここ、下宿なんだからちょっとは控えてもらわないと・・・・」
その時私が抱きついていたものとはふたばの腰の部分でした。しかもお互いハダカです。
「えっ?ふたば?なんで?」
「あら・・・失礼しちゃうね。あんなにわたしのこと激しく突っついたくせして・・・。そこのゴミ箱見てよ!」
私がふたばに言われようにそのゴミ箱を見るとたくさんのティッシュで山盛りになっていました。
「ふたば・・・ごめん!記憶がない・・・」
「そうだよね・・・あれだけ飲めば・・・・。でも、酒飲んでもアンタのアレって元気なんだね。まっ、いつものことなんだけど。」
「ベットは大丈夫だった?」
この時真っ先に心配したのは、以前ふたばに押し倒された時にフレーム傷んだこのベッドのことでした。それ以来、ベッドの上で身動きする度ギシギシを鳴るようになっています。
「アレ?覚えてないの?アンタあの時、コタツをドア開かないよう部屋の入り口に押し付けて・・・・ベッドはダメでも、ベッドの脇なら大丈夫って。だからココでって、わたしに言ったんだよ。」
「ごめん・・・・。記憶がない・・・・。」
「まっ、ベッドの上でも下でもやることは同じだからそんなのはいいけど・・・・。でも、アンタの本性見たのはこれで2回目。1回目は私が妊娠したアレの時。今回、ピル飲んでなかったら2人目デキちゃってたかも・・・」
「ふたば、僕・・・・何回ヤった?」
「何回も・・・・。じゃ、何回もアンタの液体注入されたわたしのアソコ見てみる?」
「いや・・・・ちょっと朝からそれはヘビーかな?見たらもう1発することになるし・・・」
「わたしは良いわよ何発でも・・・・。でも、アレだけヤっといてアンタのソレ勃つの?」
「いや・・・・・」
その時、私の目にティッシュ山盛りのゴミ箱が目に止まりました。しかもその量はとても1回や2回の量ではありません。全く昨日といい今日と言い・・・・いったい何回ヤったのでしょう?もう、自分自身が信じられなくなってきました。
もし、オトコ一人が生涯排出する精子の量が決まっていたとすれば、それが枯渇するのは間近であるような気すらしてきます。しかもここは下宿です。壁も薄く、入り口のドアなんていわばふすまです。こんな事をやってるなんて筒抜けであるのは百も承知でした。現に、隣の1年生がエロビデを見ながら発電しているのなんても気配で分かります。
わたしは急にそんなことが心配になってきました。
「隣りの1年は?」
当然ここは本来女人禁制の下宿です。幸いこの部屋は1階の一番奥でしたが、そこに至る廊下や向かいの部屋は全て1年生の部屋でした。
「うん・・・1階の1年生は、どうやらコンパか何かでどっか行ってて、アンタが寝鎮まった後に帰って来たから安心して。」
「よかった・・・。4年生と、しかも下宿の娘がこんなことしていたなんてみんなに知れたら・・・・」
「どうでもいいけど・・・コレどうしてくれんの?」
そう言いながらカラダを起こしたふたばの胸の周りには私の付けたキスマークがたくさんついていました。
「もう・・・・しばらく銭湯に行けないじゃない!」
「ごめん・・・そんなつもりじゃ・・・」
「じゃっ、どんなつもりだったのよ!でも・・・今回、私もお返ししておいたからオアイコね。」
この時私は、壁にかけてあった小さな鏡で自分の上半身を確認したところ、鎖骨のところに残る唇の形の赤い内出血を確認しました。
「うん・・・・本当にオアイコだね・・・・・。」
その時ふたばがパンツを履き終えるとコタツの上に無造作に置かれたスケッチブックを手に取りました。これは、私が教育実習の時に使う手作り教材の材料です。
「これさ・・・、アンタがビール片手に飲みながら描いたスケッチなんだけど・・・」
そう言いながら開いて見せたその厚手の紙には、あのラブホを建て替えたことを想定した鳥瞰図が描いてありました。
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話の感想(4件)
※コメントの上限:1万件
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4: まことまどかさん [通報] [コメント禁止] [削除]
名無しさん
投稿お待ちしておりました。非エロ要素(特にタペットカバーのくだり)に感情移入させられました。最後に‥ この先修羅場になりそうで怖いですが、続編待ってます。
作者の円です。
いつもお読みいただきありがとうございます。システム上、作業用タブレットからの返信が出来ないため手持ちスマホからの返信となっております。
コメントを頂きありがとうございます。創作活動の励みになります。
作中の舞衣さんとは義兄妹となってしまうため今後一生関わる事になります。さらには今回二人が取った行為が麻美子姉さんにも関わる話に発展してしまいます。
それが判明するのは少し先になりますので少々お待ちください。
まことまどか1
返信
2021-06-20 06:27:50
-
3: まことまどかさん [通報] [コメント禁止] [削除]
名無しさん
湿気の多い、村上春樹と片岡義男が共作で書いたみたいで楽しめました。
作者の円です。
システム上、作業用タブレットからの返信が出来ないので手持ちスマホからの返信となります。
この程、取り留めのない私の作品をお読みいただきましてありがとうございます。
今回、著名な作者を引き合いにされていますが、私は文芸小説等とは全く縁のない素人ですので身に余る思いです。
私のストーリーは、自身の体験談をベースに妄想を加え、それを誇大表現して繰り広げております。ただ、思い入れが強いだけにくどくなってしまったり、展開が遅くなってしまったりしています。
現在、自分の作風を安定させることと、展開の早さをどうバランスさせるか試行錯誤しておりますので、いましばらく暖かく見守って頂けたら幸いです。
まことまどか0
返信
2021-06-20 06:07:51
-
2: 名無しさん [通報] [コメント禁止] [削除]湿気の多い、村上春樹と片岡義男が共作で書いたみたいで楽しめました。
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返信
2021-06-19 14:05:00
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1: 名無しさん [通報] [コメント禁止] [削除]投稿お待ちしておりました。
非エロ要素(特にタペットカバーのくだり)に感情移入させられました。
最後に‥ この先修羅場になりそうで怖いですが、続編待ってます。0
返信
2021-06-16 08:11:58
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(2020年05月28日)
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