官能小説・エロ小説(約 10 分で読了)
【評価が高め】仕事終わりの駐車場で、電マを寂しげに押し当てていたのは新婚の同僚だった。(1/2ページ目)
投稿:2024-02-08 02:52:36
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どこからが浮気なんかな。
気付くと、僕は隣を歩く同僚へ声をかけていた。
僕は横にいる同僚を見ずに、真っ直ぐ視線を向けた。
下心はまるでありません、と強調するような素振りを演じる。
「挿入したらじゃないかな。」
意外な答えに少々つのんめってしまった。
うえっ、と喉の奥からがなり声が漏れる。
秋月美代(あきづきみよ)は同い年の同僚だった。
腰まで届きそうな髪の毛は時折り揺らぎ、柔らかい髪質の印象を受けた。
黒い髪に白色とした肌が童顔を際立たせた。
腕がしなやかなせいか身長まで高く見える。
僕よりは僅かに低いが160センチは超えているだろうか。
胸元が開いた薄色のインナーは、広大な範囲に肌をさらけだすようで鎖骨の張りと肌のハリに目を奪われる。
「西川くん、目線目線。」
いつのまにか横を向いていた僕の耳元に、秋月のソプラノボイスが響いた。
あぁ、ごめんと僕は目線を前にやる。
羽織っている青色のブラウスはサイズが緩そうに見えたが違う。
胸元が寂しいせいでブラウスの服のシワが無慈悲に垂れている。
「男の人ってよく見るよね。旦那さんもたまに見てるのわかるもん」
空は、秋月が羽織る青いブラウスと同じくらい青々とした色になっていた。
空気は冷えているが、風はない。
「話戻すけど、どこからが浮気って言った?」
混乱しながらも僕は聞いた。
この人にも家庭はあって旦那さんがいると考えると手は出せないと、ふと感じる。
少し歯痒い気持ちになった。
「挿れてからじゃないんかな」
おしとやかな秋月は結婚してから大人の色気みたいのが纏われている気がする。
26歳にして完成されたように思えた。
「挿れる前は、浮気じゃないと?」
「わたしはそう思う」
「風俗とかだって、そうじゃん」
なにがそうじゃんなのか意味はわからなかった。
ふざけた内容にも思えたが、秋月の表情はいたって真剣だった。
長い髪の隙間から目線のやり場のない瞳が真下を見ていた。
「西川くんまたね」
だだっ広い砂利の駐車場の端っこに秋月の車は停まっていた。
端っこが好きなのか、落ち着くのか、意図はわからない。
後ろ姿の秋月を僕はただ見つめていた。
秋月が急に振り返り、僕らは自然と目が合う。
「ちょっと話してく?」
「うん」
意味はわからなかったが、こうして2人で話す事がたまにあった。
「助手席乗っていいよ」
何度も聞いたフレーズだった。
僕へ気を遣っているのか、秋月は必ず助手席へと乗せてくれて旦那さんも乗っているんじゃないかと考えると僕は少し引け目を感じた。
それでも言われた通り助手席へ乗った。
「じゃ、西川くんまた明日。」
運転席でハンドルを握る秋月がソプラノボイスを出し小さく微笑みながら言った。僕は助手席側の外から秋月を眺める。
座っているせいかジーンズの引き締まった股付近を見つめてしまう。
太ももがくっつきあい柔らかそうだった。
秋月の小さな腰を揺らし、高い声を喘がせているであろう旦那さんが羨ましいと感じてしまう。
秋月と付き合えたりしてたら幸せになれたのかなと幻想にふけた。
。
自家用車のエンジンキーを回すと一度空回りをしてバッテリーが切れたのかと焦る。
同時に空回りしてばかりの僕自身も嫌になった。
そういえば新人の頃は、秋月と初体験はいつするかを話し合った記憶がある。
過去に戻りたいなんて皆が考えるようなありふれた事を思いながら車のエンジンをかけた。
。
新人の頃、同じタイミングで大卒で入った僕らは大手企業の下請け会社の事務職員として入社した。
初めて秋月を見た時、おしとやかな人だと一目で分かった。
なにをきっかけかは分からないが、入社して2ヶ月程経った頃に結婚はいつするかという話題なり、派生して経験はあるかという話になった。
「わたしはないです」
「僕も」
「今のところ予定も」
「わたしも全然です」敬語混じりの喋りに、頬はやんわりと赤色に染まっていたのを覚えている。
興味はあるんです私でも、と強調するような真っ直ぐな眼差しを秋月に向けられると僕は緊張して目を合わせられなかった。
ただどこを見ても綺麗に生え揃った指先や、つやのある肌の下をめくりあげたいほどに秋月は美しかった。
白い肌を見るたびに、心のどこかがほのかに興奮している感覚になった。
気付いたら性的に魅力を感じるようになっていた。
そんな思いをのんびりと抱えているうちに、秋月には彼氏が出来ていた。
幸せそうにみえる彼女を僕は応援した。
誰を好きになっても、その子は他の誰かと付き合う。
僕の人生はこんな繰り返しだった。
時間が過ぎるうちに、秋月への気持ちも落ち着いてきていた。
ただ、一向に秋月から初体験の話が無いのは何故なんだろうかと疑問に思った。
子供も出来たという話も特に聞かない。
会心の一撃をギリギリで入れられないせいか、秋月への気持ちがなくなった訳ではなかった。
今でも秋月とせっくすはしたい。
。
翌日、秋月の姿が無かった。
さっきまで居たような気はした。
先に帰ったのか、どこか外回りでもしているのかはわからなかったが、僕は1人駐車場へと歩いた。
駐車場の端に目をやると、秋月が乗るダイハツ車が停まっていた。
車種は不明だが、丸っこい形状だった。
近寄っていくと運転席には誰もいないように見えた。助手席も空だ。
女性の車を覗くのは抵抗があるし、他の人に見られたらどうしようと不安になりながらも僕は歩み寄った。
真ん前を通ると、真っ暗なせいか後部座席は何も見えなく運転席と助手席には誰も乗っていなかった。
僕は大きく不自然に回り込んで、助手席を静かに覗き込んだ。
運転席のハンドルカバーから、シフトレバーなどを見回す。
ただ助手席のシートに何枚かのティッシュが重ねてありその上に置かれるように、ピンク色らしき何かが置いてあった。
電マだ。
とわかった瞬間に反対の後部座席からガ、チャャと鈍い音と共に人影が見えた。
反射的にうずくまり僕は砂利の駐車場に手をついてかがんだ。
手のひらに小さな石ころがへばりついていく感覚がわかる。
足音が僕へ向かってくるように音を立てている。心臓の音が身体全身を伝っている。
秋月である事は間違いないが、後部座席にいるとは思わなかった。
何をしていたのか。
「っ…はぁーー」
ため息とも安堵の息ともつかない秋月の声が漏れ出るように聞こえてきた。
幸いなことに秋月は運転席へと入っていくようだった。
ホッと胸を撫で下ろすと、控えめなエンジン音と共に車体がぶるぶると震え出し、ライトと共にサイドミラーがうぃーんと音を立てて開き僕を映しだす。
その瞬間に勢いよく車は発進した。
ゴム製のタイヤと砂利がぶつかりあいながら秋月を乗せたダイハツ車は去っていった。
。
事務所のモニターを眺めながら僕は眠い目を擦った。
擦りながら昨日の助手席にあったのはまず間違いなく電マである事を確信した。
僕は目はかなり良い方であった。
あの後携帯で電マを検索すると似ている形状のものが何個か見つかった。
その下に重ねられていたティッシュは何だったんだろう、と僕の妄想が風船のように大きく埋めつくされていく。
「西川くん」
「…っあえ?」
「今日私遅くなりそうだから、先あがっちゃいなよ」
隣に座る秋月が、頼み込むように言ってきた。
「平気なの?」
「うん、旦那さんにも遅くなるって連絡したし」
旦那さんという言葉が出るたびに僕の心がチクっとした。
足早に帰った僕がまず向かったのは、駐車場の端に停まる秋月のダイハツ車だった。
少し暗くなってきたがまだはっきりと見える。
自然を装い覗き込むが、特に何もなく助手席は空だった。
ただ、昨日の事が気になり自家用車で少し待つ事にしてみた。
。
案の定、待った甲斐はあった。
会社から出てくる人を自家用車から注意深く監視していると、かなり遅くなって秋月が来た。
と、同時に僕は車を降りて忍び込むように近付いた。
近くに泊まっている車へ隠れながら見守った。
細い大人びた身体がよっこらしょという勢いで運転席から助手席へと移動するのがわかった。
そこからはわからなかった。
わからないというのは行動の意味がわからなかった。
秋月はしなやかな肩を左右に揺らしながら身体を揺さぶっていた。
その後手に持っていたのは雑に脱がれたジーンズのようなものだった。
後部座席へとひょいと投げている。
次には助手席のダッシュボードからティッシュ箱を取り出して何枚か乱雑に取っている。
運転席に置いたバックから何かを取り出すや否や、秋月は身体をすぼめながら右手を不自然に股下へと持っていった。
緩く折り曲げられた右手に全神経を集中させるように見えた。
長い髪の毛のせいか顔は見えないが、ゆったりではあるが肩で息をしている。
その様子が変わったのはそれから1分も満たなかった。
右腕が不規則なテンポで揺れはじめて、身体全身も振動するように反応している。
その瞬間に秋月は胴体から肩から何までを壊れたロボットのように激しく震わせた。
その動きにダイハツ車も吊られるように車体ごと揺らいだ。
秋月は力が抜けたようにして助手席のシートにもたれかかっている。
息が荒いのは見てとれた。
既に僕の欲も抑えられるものではなかった。
ズボンは叫びをあげるほど引っ張られている。
様子を見ていると秋月は後部座席の方へと消えていった。
もごもごも動いているのがわかる。
おそらくジーンズを履いているのだろう。
僕は会社の出口の方へと回っていく。
少し距離をとったら後部座席が開くのを待機した。
後部座席のドアがゆっくり開くのと同時に、自然を装って歩いた。
「あれ、秋月」
意表をつかれたような表情の秋月が口をぽかんとさせていた。
長い髪の毛が少し乱れている。
「今帰り?」
「ああ…うん」
「えっと、どうしたん?帰ったと思ってた」秋月が困惑した表情を僕へと向けてきた。
いつになく顔が幼い。
「忘れ物しちゃって、それでさ…たまたま見たら秋月の車があったから」
「そかそか。」
会話が途切れそうになる。
「じゃ、秋月またね」
僕はさっきを思い出して自然と頬の温度が上がっていくのがわかりうつむきながら秋月へと言った。
「あっ、ちょっと話していく?」
悲しそうに見えたのか秋月は僕へと気をつかうようだった。
何度も問いかけてくれるフレーズを案の定口に出した。
「助手席乗っていいよ。」
僕は言われるがままに遠慮なく助手席の方へと回る。
ドアを開けると何の変哲もないシートがあり、戸惑いながらも腰をかける。
電マもティッシュも無かった。
横目を移すと、秋月がまだ外にいると同時に運転席のシートに数枚のティッシュとその上にはピンク色の電マが置いてあった。
ティッシュは少しシワになっているようにも見える。
運転席のドアが少し開いた。
「秋月…、大丈夫だから」
秋月は目を泳がせながら奥二重の目を萎ませている。
不安な表情が全面に出ていた。
。
「結婚すればそういう事すると思ったんだよね」
「でも、付き合ってた頃と何も変わんなくて」
秋月は運転席に腰をかけながら語ってくれた。
夜は真っ暗で誰1人帰る社員の姿もなければ、車内で携帯を見つめる人も既にいない。
「初体験は…」僕は背中を丸めて伺がった。
「まだだよ」
「家ではそんな事できないし言えないし、」
「そっか…。」
なんと言い返すべきかわからなかった。
「埋められないんだ。これだけは、」
僕は唖然とする他無かった。
言葉が出てこない。
「旦那さんは私の身体に魅力は感じてなくて。」
「綺麗になろうと頑張ってた私の何年かも無駄だった。」
その言葉のせいで空気まで重くなった気がした。
「…それで秋月はひとりで、?」
「うん、だんだん旦那さんに対して性欲みたいのは無くなってきたからさ」
「いろいろ…、あるんだ秋月も。大変だ」気の利いたことが言えない自分が悔しくなった。
「西川くん、ごめん。」
「西川くんに助手席に何回も座ってって頼んだのはそういうこと。」
秋月が僕へ視線を向けている。
どういうこと?と素直に思った。
全身の重力が下へ引っ張られているように秋月は身体をすぼめていた。
「西川くんといっしょになればよかった」
「ごめん。わたし西川くんそういう目で見てる」
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