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体験談(約 27 分で読了)

【殿堂入り】ある日、お気に入りだった風俗嬢がボクの勤める会社に派遣としてやってきた(3/4ページ目)

投稿:2015-10-02 02:55:45

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本文(3/4ページ目)

倉木さんは、みんなの机を拭いた後、パソコンで何かをチェックして、独楽鼠のように何かの書類の印刷を済ませると、教育係の先輩の机に置いていた。

由紀は、立場が同じ派遣さんの高倉さんと仲良しで、通勤の時間帯が同じなのか、一緒に出社してくることが多かった。

「高倉さんって、美人だよね」

台所に立って夕飯の用意をしている由紀に話しかけると、由紀はエプロンで手を拭きながら、大げさなほどに強く同意した。

「そうでしょ!」

「結婚しているの?」

「薬指の指輪、見てないの?」

「あ、気づかなかった」

「お生憎さま!」

「いや、別にそんな気はないよ・・・」

バツが悪くなってボクがそう言うと、由紀はボクの背後から首に抱きついてきて、耳の後ろから囁いた。

「冗談よ、冗談」

その頃には由紀ともそういう話もできるようになっていて、一緒にいるだけで、何だかずっと前からの知り合いのような心地よさだった。

会社の人に見られたら拙いと思って、由紀と一緒に出掛けることは殆どなかったが、クリスマス・イブには、一緒にデートをする約束をした。

由紀は家でご馳走を作ると言ってくれたけど、ボクはその日を特別なものにしたくて、ちょっと身の丈に合っていないとも思ったけれど、一番いいホテルを予約した。

朝から鼻歌を歌いながら出かける用意をしようといると、悪魔の電話が掛かってきた。

相手は、技術部の部長だった。

「小柳くん、休みのところ申し訳ないんだが・・・」

部長は、電話の向こうでいきなり切り出した。

「派遣会社に、"今日、高倉くんに出勤してもらう"と伝えておいてくれないかな」

高倉さんは技術部で働いている派遣社員で、"何でも屋"に頼むのは良いとしても訳が分からない。

「えっ?えっ?一体、何が起こっているんですか?」

「あー、いや、いや、すまん、すまん。客先とのトラブルなんだ」

受話器の向こうで部長が禿げ上がった頭をハンカチで拭いている様子が、声のトーンで伝わってきた。

イブだというのに、トラブル対応に追われる営業と技術が出勤するので、高倉さんにも応援に来て欲しいということらしい。

「でも、高倉さんは派遣さんですよ」

「それが解っているから連絡を頼んでいるんじゃないか。これでもボクは部長だよ」

事態は急を要するらしい。

「あの、派遣会社への連絡なら、総務を通した方が・・・」

「うん、でも、島田くんとまだ連絡がつかんのだよ」

島田さんは総務のベテランさんで、初日に由紀をみんなに紹介してくれた人だ。

「それに、小柳くんなら高倉くんの派遣会社の連絡先が判ると思って」

ボクは、心臓が凍るかと思った。

高倉さんの派遣元の会社と由紀の派遣元は同じ会社だったから、由紀とのことを見透かされたのかと思ったのだ。

途端に部長と長話をしていると、由紀との秘密が露呈してしまいそうな気になって、ボクは派遣会社への連絡を引き受けた。

「わかりました」

「すまんねぇ、小柳くん。ついでと言っては何だが、キミも出勤してくれないかな?」

「はぁ?」

今度は、露骨に異を唱えたつもりだった。

出世コースから外れたボクにとって、他部署の部長に遠慮はいらなかった。

けれども、部長はボクの返事を全く意に介さず、畳みかけるように言った。

「今度、埋め合わせはするから」

遠慮のいらない相手ではあったが、左遷されたボクを時々気遣ってくれるようなところもあって、憎めない相手であることが災いし、部長に押し切られた。

「どうしたの?」

電話を切って項垂れているボクの顔を、由紀が心配そうに覗き込んだ。

ボクが由紀に事情を話すと、由紀はほっと胸を撫で下ろして言った。

「なんだ、そんなこと?」

「そんなことって、今日のデートが・・・」

「あたしは、大丈夫」

「でも・・・」

「先ずは、派遣会社に電話でしょ」

そう言うと、由紀はくだんの達筆な文字で、電話番号をサラサラと書いてくれた。

「ホテルは15時からチェックインできるから、先に行って待ってて」

玄関で靴を履きながらボクは由紀に言った。

寝間着代わりにボクのワイシャツを着た由紀は、満面の笑顔でボクを送り出すと、長めの袖をボクに向かって振って見せた。

「うん、先に行って待ってる」

イブに舞い降りた天使の笑顔とはこのことで、ボクは後ろ髪を引かれる思いで会社へと向かった。

会社に着いてみると、社員の何人かはもう出社して打ち合わせをしていた。

営業の田中に、新人の神田、それに、ボクを呼び出した技術部の部長も揃いも揃ってみんな難しそうな顔をしていた。

その輪に近づいて行って、首だけで会釈をすると、技術部長が表情を和らげて、機嫌を取るように言った。

「小柳くん、悪いねぇ。うちの新庄も直に来るから、助けてやってよ」

「雑用くらいしか、お手伝いできないと思いますが」

ボクが、そう言うと、部長はおや?という表情を見せたが、それ以上は何も言わなかった。

営業部隊が客先に出て行ってから、午前中は暇だった。

技術部には矢継ぎ早に電話が掛かってきて、新庄と高倉さんはてんやわんやだった。

それでも、昼時を回った頃から電話も少なくなって、手持無沙汰なボクの腹の虫が鳴き始めた頃、高倉さんがボクのところへやってきた。

「お昼のお弁当、買ってきました」

「あぁ、丁度腹が減ってきたところだった。助かるよ」

ボクは財布を取り出して弁当を買い取ると、ボクの大好きな唐揚げ弁当だった。

「あぁ、ボク、これ好きなんだよ」

感動して言うと高倉さんは舌をペロッと出して見せて、意味あり気な表情をして見せた。

「由紀ちゃんから、聞いたことありますから」

そうだ、由紀と高倉さんは仲良しだったんだ。

由紀は、ボクの好みまで覚えてくれているのだと、何だかしみじみした。

弁当を食べ終わって、暫くすると、新庄が困った顔をしてボクのところにやってきた。

「小柳さん、この件なんですけど、うちの補償問題に発展するんじゃないですかね」

「契約書はないの?」

そう言うと、新庄は申し訳なさそうに契約書の束を差し出して見せた。

契約書の類は、読み慣れていないと、どこに何が書いているか分かりづらい。

電話に追われている新庄に代わって、ボクは契約書を見てやることにした。

うちの会社に責任が全く無い訳ではなかったが、技術部が負うべき責任は何も無さそうだった。

非を認めるべきところはきちんと認めて、他の部分での責任がないことをアドバイスしてやると、新庄はボクに頭を下げると言った。

「契約内容や法律の関係で困ったら、"小柳さんに助けてもらえ"って、部長が言ってたんです」

新庄はそう言うと、自分のデスクに戻っていった。

しばらくして新庄の方を窺うと、高倉さんと何だかいい雰囲気で話をしていた。

お似合いだな、と思いながらも高倉さんが既婚者だったことを思い出した。

由紀とのディナーを予約をしていた時刻には間に合わなくて、会社を出たのは結構遅い時刻だった。

それでも、営業の田中はまだ帰ってきていなくて、待とうかどうしようか迷っていたら、技術部の二人がやってきた。

「さっきは、ありがとうございました。お陰で助かりました」

新庄に礼を言われてボクが少し照れて手を振ると、高倉さんがボクに囁くように言った。

「お先に失礼します。由紀ちゃんのこと、お願いします」

ボクが驚いた表情にクスリと笑い、高倉さんは踵を返すと新庄と一緒にオフィスを後にした。

営業部には申し訳なく思ったが、それからしばらくして、ボクもお先に失礼させてもらった。

ホテルに駆け付けると、由紀は部屋の扉を開けるなり、ボクの首に抱きついてきた。

「折角、レストランを予約してたのに、こんなのでゴメン」

ボクたちは、牛丼屋のカウンターに座って、トン汁を啜っていた。

「小柳さんと一緒なら、なんだって美味しいよ」

由紀はボクの顔を見つめながら、そう言ってくれた。

その日の晩、ボクは隣に寝転んでいる由紀の細い身体を引き寄せた。

由紀の耳元で、ボクは囁いていた。

「あのね、由紀ちゃん」

「ん?」

「好きなんだ」

「小柳さん、優しいもんね。私も小柳さんのこと大好きだよ」

「いや、そういう好きじゃなくて・・・」

「どういうこと?」

「ずっと一緒に暮らしていたいな、と思って」

沈黙が続いたので、ボクはベッドに肘をついて、由紀の顔が見えるように身体を少し起こした。

ボクと目が合った由紀は、力なく首を横に振って答えた。

「それはダメだよ」

「どうして?」

「あたし、何ヶ月も知らない男の人のものをしゃぶってたんだよ」

「そういう言い方するなよ」

「あたしは、もう汚れた女なの」

「汚れてなんかいないよ」

由紀は、再び首を横に振った。

「でも、それが現実なの」

「わかってるけど」

「何とも思わないの?」

「思わないわけないよ」

それを聞いたとき、由紀は自嘲するように笑って見せた。

それから由紀はボクから視線を外し、口を真一文字に結ぶと、辛さに耐えるような表情になった。

「ボクは、全部わかった上で、言っているんだよ」

「小柳さん、いつか苦しむよ」

「わかってる。でも、そんな日がくるとしても、傍にいて欲しいんだ」

由紀の目から大粒の涙が零れ落ちて、枕を濡らした。

もう言葉は要らなかった。

由紀の身体に触れた他の男たちの跡を掻き消すように、ボクは由紀の全身に舌を這わせた。

「あっ、ダメ!小柳さん」

シックスナインになって菊門にまで舌を伸ばし、両手で顔を覆う由紀に逆さまに覆いかぶさると、由紀の細い脚を引き寄せて、淡い草むらに顔を埋めた。

「あ、あ、あ、小柳さん・・・、いつもと違う・・・」

快感から逃れるように、由紀は口を大きく開くと、ボクの怒張したものを一気に咥え込んだ。

ボクは由紀の濡れた蜜壺を指でかき回しながら、クンニを続けた。

「ん、ん、ん、ん、んーっ!!!」

由紀は、腰をガクガクさせながら、最初の絶頂に到達した。

身体の痙攣が続く中、ボクは由紀の背後に回ってベッドに横向きに寝かせる。

片足を上げさせるようにして、背後から挿入すると、由紀は身体を少し仰け反らせた。

「あぅ!」

由紀の身体を後ろから抱くようにして、ボクはピストン運動を開始した。

「小柳さん・・・、続けては、ダメ!」

「あぁ、あぁ、いい・・・」

「もう、直ぐに、イッちゃうよぉ・・・」

「あ゛ーっ、すごい!」

「あー、あー、あー、あー、おかしくなるぅ!

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ゛ーっ、イク、イク、イクぅ!」

それまでに見たことのない、由紀の乱れようだった。

それを見たボクは一層興奮し、イッたばかりの由紀をベッドに四つん這いにさせて、腰を高く上げさせると、ワンワンスタイルで由紀を次のオルガへと誘った。

「小柳さん・・・、小柳さん・・・」

由紀は、うわ言のようにボクの名を呼んだ。

「はっ、はっ、はっ、はっ」

ボクが後ろから突く度に、由紀の口から声が漏れた。

「あー、ダメ!また、イク!、あー、イヤ、もう、イッちゃう、あー、いくっ、いくっ・・・」

「ひぃーっ!!!」

由紀の背中は反り返り、結合部分に温かい愛液が流れると、由紀は枕に顔を埋めてベッドに突っ伏すとしばらく気を失っていた。

「あたし、男の人にイカせてもらったの、小柳さんが初めてだったの」

ボクの腕に抱かれながら、ボクの胸に吐息を漏らすように、目を覚ました由紀が言った。

「前の彼は?」

「うん、彼のことは大好きだったけど、まだお互いに未熟だったのかな」

「初めてって、いつ?」

「小柳さんが、初めてお店に来たとき」

由紀は少し、はにかむような表情を見せて言った。

「あの時、気持ちよかったの?」

「うん、だから、小柳さんに"上手だね"って言ったでしょう?」

そのことは、ボクもよく覚えていたけれど、全くの偶然に過ぎない。

ボクは結婚しようと思っていた彼女以来、女性とはご無沙汰だったから、たまたま由紀とは相性が良かったのだと思う。

それで、あの時エッチをさせてくれたのか聞きたかったけれど、それはどうしても聞けなかった。

由紀に自分の素直な気持ちを伝えてから、ボクは由紀と心穏やかに暮らせるようになった。

エッチに誘うことに罪悪感を感じる必要が無くなって、自然体で接することができるようになった。

由紀もボクに負い目を感じなくなったのか、心に秘めていた気持ちを打ち明けてくれた。

「小柳さんと会社で会ったとき、ちょっとだけ『運命の人なのかも』って思っちゃった」

「こんなオジサンなのに?」

「関係ないよ」

「でも、どうしてそう思ったの?」

「だって、普通あり得ないよね。風俗嬢が派遣先でお客さんに会うなんて」

「うん、ボクもあの時、"終わった"って思った」

「終わった?」

「うん、ヘンだよね。ボクはもう遠くの昔に、左遷されてるのに」

「小柳さん、左遷されてるの?」

派遣社員としてしか会社で働いたことのない由紀は、ボクが雑用ばかりさせられているのを見ても、そうだとは気づいていないようだった。

「最初はもう少し、イケてたんだけど」

「そうなの?」

「自分で言うのもなんだけど」

「あたしは、自分が知っている小柳さんを信じる」

「こんなボクでも、"運命の人"なのかな」

「うん、どんな仕事でも関係ないよ」

「一生、出世なんかしないよ」

「あたしのこと、全部わかってて良くしてくれるんだもの。どうってことないよ」

「肩身の狭い思いをするかもしれないよ」

「誰に対して?」

「いや、会社の人なんかにさ、仕事できないヤツの奥さんになるんだって」

その時、由紀が驚いた表情をして見せた。

「えっ?」

「やっぱり、嫌だった?」

ボクが心配になってそう言うと、由紀はゴクリと唾を飲み込むと言った。

「あたしをお嫁に貰ってくれるの?」

今度は、ボクが驚いた。

「えっ?一応、プロポーズしたつもりだったんだけど」

由紀は顔をくしゃくしゃにして、ボクに抱きついてきた。

「本当に、あたしなんかでいいの?」

「由紀ちゃんじゃないと、ダメなんだ」

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