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君は梔子の花のようで(2/2ページ目)

投稿:2022-08-17 22:37:37

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「好きだ。結婚してくれ」

「あ、あの、エイトさん、私たちまだ全然お付き合いもしてないです。こ、恋人同士もまだです…」

困惑、と顔に書いてある。俺は前のめりに畳み掛ける。

「交際してからなら結婚してくれる?」

シーツを握ったり放したり忙しない。

だいぶ混乱してきてるな。

「えっと、そういうことになると、思います…」

ああ、肝心なこと忘れてた。

「大事なこと聞くの忘れてた。…君は、俺を好き?」

握った手に口づけて、見つめる。

リッちゃんはしばらくポカンとし…花が咲いたように笑った。

「それ、今ですか…!好きじゃなかったら、会いに行ったりしません!」

俺は思いっきり抱きしめた。

「…結婚してくれるよね?」

俺のものになって。

うなじに顔を埋める。あの時と同じ、甘い花のような香りがする。

「結婚…は、すぐでなければ」

俺の肩に顔を擦り付けてくる。

「すぐはダメか…」

「お父さんが倒れちゃいます」

思わず身を離して顔を見ると、大真面目な顔をしている。そういえば箱入り娘、かなり過保護な父親だった。

「わかった、我慢する」

「でも私が会いに行くので。…今度は優しくして下さい…」

下を向いてしまった。耳も首も赤くなってる。

抱え直して、もちろん、と返事をした。

今回はここまで。

この話の続き

※エロなし注意※前回を投稿し、俺だけかもしれないが書き手のメンタルというのは、如実に文章に出るもんなんだなと痛感した。前半部分の鬱さ加減と言ったらもう…己の鬼畜な所業と向き合う作業キツい。リッちゃんを書くのに手は抜けない為、テンションの低さをなけなしの表現力でカバーという無茶な仕上がりに…

-終わり-
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