体験談(約 8 分で読了)
青春の1ページ・受胎告知(1/2ページ目)
投稿:2026-02-02 00:31:52
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登場人物本木雅也・・・僕です。本木雅弘に似てると学生時代に良く言われたので、この名前にします。身長175センチ。血液型O型。高山早紀・・・当時、付き合ってた彼女です。高岡早紀に似てます。身長160センチ。上から90ー60ー92。血液型B型。東谷紀之・・・親友です。東山紀之に似てます。…
早紀との最初のクリスマスイブを終え、大晦日から元旦に掛けては僕と早紀、東谷と里佳子の四人で初詣に行って無事に年越しを済ませました。元旦は朝から、まず早紀の家に行き、雑煮をご馳走になりました。早紀の両親には、この時、初めて紹介されたのです。酷く緊張したのを覚えてます。昼過ぎに今度は僕の家に早紀…
極論ですが、高校時代の恋愛なんて責任を伴わない恋愛ごっこだと思います。
もっとも、その中でも何割かはそのまま結婚し、一生添い遂げるカップルもいますし、全てが「ごっこ」とは言いません。当然、例外もあります。
でも、多くは「ごっこ」だと思います。
しかしながら、それでも真剣に人を愛し、懸命に「ごっこ」をやり遂げようとする。
そうやって学んでいくんだと思います。
いや、「ごっこ」だからこそ、学生時代の恋愛は美しいのかも知れません。何の打算もなく、人を愛するという意味においてです。
そこへ行くと、僕は果たして本気で「ごっこ」をやり通そうとしていたのか、甚だ疑問です。
無責任で不誠実で、思いやりや抱擁力のカケラも無い。目の前にいたら横っ面を張り倒したくなるような、自己中心的なガキでしか無かったと思います。ですから、早紀という女性一人も幸せに出来なかったんだと思います。
終わりは当然の帰結だと、この体験談を書いていて、そう思いました。
早紀が幸せになってくれている事を祈ります。
二学期が始まり、文化祭には再び里佳子が訪れ、四人で楽しみました。夜には早紀のバイト先の喫茶店に行き、食事をしながらバカな話に終始しました。相変わらず僕たちは高校生活をエンジョイしてたのです。
早紀との二度目のクリスマスイブも楽しみました。僕は当然、来年も早紀とクリスマスイブを過ごすと思ってました。まさか、この二度目のイブが早紀と過ごす最後のイブになるとは思っても見ませんでした。二度目の年越しを迎え、去年と同じように過ごしました。
ところが、三学期になり、早紀の担任から、早紀の進級が事実上、不可能になったと通知があったのです。この当時、僕の高校では失点が1科目、赤点が4科目あると進級出来ません。
失点は19点以下、赤点は39点以下です。
早紀は現国、古典、日本史、世界史で赤点を取ったのです。いずれも早紀の苦手科目で同時に僕の得意科目でした。理数系が苦手な僕は早紀との勉強会でそれを克服しました。早紀が熱心に教えてくれたからです。数学は基礎と応用ですので、基礎さえ分かれば簡単です。
早紀は数学の基礎を僕に教えてくれました。
あとは応用ですので何とでもなります。
それに対し、僕は早紀にしっかりと国語や歴史を教えてあげたとは言えません。
教えるのが苦手な僕は何をどうすればいいのか分からなかったんです。
僕は特に勉強して国語が得意になった訳では無かったんです。歴史小説などが好きな僕は読書をしてるうちに漢字や表現などを覚え、読解力を養いました。文章を読んでると自然に理解出来るんです。
国語のテストで文章の横に棒線が引いてあり、この棒線アのコレは何を差している、という問題があったとして、僕はすぐにそれを理解出来るんです。それが分からないと言われても、「え、なぜ分からないの?」となってしまって教える事が出来ないんです。だから、早紀が国語を克服出来なかったのは僕の責任だと思いました。
夜、早紀のバイト先で僕と東谷、里佳子が集まりました。早紀はバイトしながら、僕らと会話します。
里佳子「うーん、まあ、雅也を擁護する訳じゃないけど、国語ってテストで点数を稼ぐには漢字の読み書きとかでしょ?覚えるしかないもんね。歴史だって年表を覚えるしかない。本人の努力しだいだもんね。仕方ないんじゃない?」
早紀「そうだよ。雅也が責任感じる事ないって。私がバカだっただけの話!」
僕「でも、数学を早紀に教えてもらったから進級出来たんだよ。それなのに俺は・・・」
里佳子「数学は基礎と応用だからね。基礎さえ覚えれば、あとは簡単。特に国語力のある雅也なら問題の意図を正確に汲み取れるし、引っ掛け問題に騙される事もないじゃない?国語力の無いものは文章を理解できないもん。仕方ないよ」
早紀「そうそう。仕方ない!」
僕「辞めるの?」
早紀「うん。もう辞める」
僕「修学旅行は?」
早紀「行かないよ。積立金返ってくるみたいだし、親に迷惑かけられないよ」
東谷「仕事は?」
早紀「しばらくはバイト続ける。高校辞めたら、朝から入って、ちょっと休憩して夜も入ろうかなと思ってる」
東谷「ハードだな」
この当時は超過勤務に対しても寛容でした。
早紀「稼がなくちゃ!」
僕「早紀が学校にいないなんて信じられないよ!修学旅行だって楽しみにしてたのにー!俺、もう修学旅行行くのやめようかな?」
早紀「ダメだよ!私の分も行ってくれなきゃ!」
僕「・・・寂しいよ」
里佳子「泣かない泣かない(笑)」
僕「別に泣いてないよ!」
里佳子「え、修学旅行ってスキーだったっけ?」
東谷「ああ、そうだ」
里佳子「経験あるの?」
東谷「いや。雅也は?」
僕「無いよ。あんなモンはアホでも出来るようになる」
東谷「運動神経だけは良いからな、お前」
僕「お前は俺以上に運動しか取り柄ないだろ!」
里佳子「そっかぁ、早紀、辞めちゃうのかぁ」
ともかく、早紀は高校を去りました。
それからというもの、僕は学校帰りに毎日のように早紀のアルバイト先を訪れるようになりました。早紀が学校に居なくて寂しいのと、早紀の留年に少なからず責任を感じていたためです。
僕は夏休みに短期のアルバイトをするだけだったので、東谷や里佳子より暇だったのもあります。
この時の僕はまだ早紀にゾッコンで一途でした。
事件は僕が修学旅行から帰って来た日に起こりました。
早紀はバイトを休み、僕の帰りを母と一緒に僕の家で待ってくれてました。時刻は午後6時になってました。
僕「ただいまー」
母「お、ドラ息子が帰ってきたね」
早紀「おかえり!」
僕「うん、ただいま。これ、お土産!」
早紀「ありがとう!」
箱の中身は雪ダルマの形をした透明のガラス細工の人形で、中に水が入っていて、雪をモチーフにした白い貝殻が入ってました。振ると、それが雪のように舞うんです。
早紀「綺麗〜!」
母「私には?」
僕「あ、いたの?」
母「意図的な忘れ方だね」
僕「わかる?」
言いつつ、僕は土産を母に渡しました。
母「何だい、蕎麦かい?」
僕「え、ああ、信州だからな。やっぱり蕎麦でしょ?」
母「ふん、あ、そう」
僕「いや、要らないんなら返してよ」
母「要らないとは言ってない!」
言いながら、母は冷蔵庫に蕎麦を仕舞いました。
母「じゃ、母さん行くね」
僕「飯は?」
母「冷蔵庫のモンで適当に作って。アンタ、私より料理得意だろ?」
僕「疲れてんだけど」
母「行ってきます」
僕「聞いてねえし」
早紀「行ってらっしゃい!」
母「あら、早紀ちゃんはちゃんと挨拶してくれるんだね。どっかのバカ息子と偉い違いだわ!」
僕「行ってらっしゃいませー!」
母「ふん!」
僕「何だよ、挨拶したろ!」
母は僕を無視して玄関を出ていきました。
早紀「疲れてるんなら帰ろうか?」
僕「ううん!全然、疲れてない!」
早紀「さっき疲れてるって言ったよ」
僕「アレはババアの顔を見たから。早紀の顔見たら疲れが吹き飛んだよ!」
早紀「ふふ、何か作ろうか?」
僕「いや、俺が作るよ。座ってて」
早紀「うん」
僕は冷蔵庫にある物で焼飯を作りました。
(何だよ、何にも無えじゃねえか)
僕「ほい、お待たせ」
早紀「ありがとう!」
僕「有り合わせだけどね」
早紀「料理、得意なんだ?」
僕「お袋が下手なの。俺が作った方がマシだからね。仕方なくって感じ」
早紀「ふーん。私も料理、苦手なんだ」
僕「お袋さん、教えてくれなかったの?」
早紀「うーん、教えてはくれるんだけど、ママもあまり料理得意じゃないの」
僕「あ、そうなんだ」
早紀「うん」
僕「そういえば、正月の数の子、ムラがあったな」
早紀「ムラ?」
僕「うん。多分、お袋さん。真水で塩抜きしてんじゃない?」
早紀「え、真水じゃダメなの?」
僕「真水だと表面の塩だけ抜けて味にムラが出るんだ。薄めの塩水で塩抜きするといいんだよ」
早紀「へー」
僕「はい、これも」
中華スープを作って早紀に渡します。
早紀「凄ーい、スープまで!」
ズズッと早紀は啜り、
「美味しい!」
僕「それは良かった」
そのあと、食事をしながら、旅行中の事を早紀に語って聞かせました。
早紀「じゃ、みんな滑れるようになったの?」
僕「男子は一部を除いて滑れるようになってたよ。女子は最後まで滑れない子が多かったな」
早紀「そっか、私も運動神経無いから無理だね」
風呂に入り、いよいよセックスです!
僕「アレ、無い!」
早紀「どうしたの?」
僕「いや、お袋が買ってあったゴムが残ってたはずなんだけど」
早紀「無いとダメだからね!」
僕「う、うん。おかしいな」
(まさか、お袋のヤツ、俺が居ない間に男連れ込んで、やってたんじゃねえだろうな。いや、あのお袋の事だ、充分にあり得る!)
僕「困ったな」
この頃は今のように所々にドラッグストアがあった訳ではなく、町の薬局も早くに閉まります。
今のように何時でも買い物が出来る訳ではなかったんです。
僕「しょうがない、今日は諦めるか」
早紀「・・・」
僕「あーあ、せっかく早紀との久しぶりの夜なのになぁ」
ベッドに二人で並んで寝ます。
早紀「ねえ」
僕「うん?」
早紀「・・・今日、安全日だから、大丈夫かも」
僕「えっ、本当!」
早紀「でも、ちゃんと外に出してね!」
僕「うん、約束する!」
僕は早紀に飛び掛かりました。
早紀「ちょっとガッツかないでよ!」
僕「ずっと我慢してたんだよ、無理だよー」
とにかく、早紀の唇をこれでもかと吸い、早紀の胸を鷲掴みにして、潰れるほどに揉みしだきます。乳首も舐め回して、乳房も吸ってキスマークを付けるのです。
早紀「アン、またキスマーク付けるの!」
僕「マーキングだよ。この胸は俺のモノっていうね!」
早紀「バカ!」
僕「じゃ、そろそろ失礼しまーす!」
そう言って僕は布団の中に潜り込み、早紀の股ぐらを襲いました。
早紀「あん、ヤダ、激しい!」
とにかく、舐めまくり、吸いまくりました。
そして、久しぶりの生挿入です。
「ズブズブズブリ」
(ああ、早紀の中ぁ、あったけぇ〜!)
早紀「あっふっ」
まあ、久しぶりという事もあって異様に興奮してたんでしょう。それは突然にやってきました。
(あ、ヤバイ!)
そう思った時にはすでに遅く、半分以上の精子を早紀の膣内に放出してしまいました。
僕「い、いけね!」
早紀「えっ、まさか、中に出したの!」
僕「ごめん。すぐにトイレで気張ってきて!」
早紀は慌ててトイレに駆け込み、気張って精子を膣外へと掻き出しました。
トイレから出てきた早紀に言います。
「ごめんよ。大丈夫かな?」
早紀「う、うーん、まあ、安全日だから大丈夫だと思うけど・・・」
僕「本当にごめん!」
早紀「もお、興奮し過ぎなんだよ!」
僕「面目ない!」
こうして、久しぶりのセックスは不本意な中出しになってしまいました。
これが、この後の大問題へと繋がっていくのです。
それから数週間経っても早紀に生理は来ませんでした。
結局、病院に行く事になり、調べてみると、妊娠してる事が判明しました。
早紀もショックでしょうが、僕もショックでした。
早紀「どうしよう!」
僕「・・・ごめん、俺が中に出したばっかりに」
早紀「今そんなこと、どうでもいいの!これから、どうするかを聞いてるんだよ!」
苛立ちの声を上げます。
無理も無いでしょう。実際に妊娠した早紀は僕の何十倍も不安なはずです。
僕「お袋に相談してみるよ」
早紀「お母さんに?」
僕「ああ」
僕は母に相談しました。
「パシ!」
母の平手打ちが飛んできました。
母に叩かれたのは、これが初めてでした。
母「このバカ!あれほど言ったろ!他人様の娘さんを妊娠させるなんてあっちゃいけない事なんだよ!」
僕「ごめん」
母「情けない。本当に情けない子だよ、アンタは!」
僕「・・・」
母「いいかい?傷付くのは女なんだよ。産むにしろ、堕ろすにしろね。それを考えられない男にセックスをする資格なんて無いんだよ!」
僕「・・・」
母「どうするつもりなんだい?」
僕「金を貸してくれよ」
母「堕す気なのかい?」
僕「だって、堕すしかないだろ!」
「パシ!」
もう一発殴られました。
母「簡単に言うんじゃないよ。堕すってのは命を奪う事なんだよ。生まれようとしてる子の命を奪う事なんだ!わかってんのか!」
僕「でも、俺に育てられないだろ!」
母「だったら、セックスなんてするな。この阿呆ぅ!」
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3: 名無しさん 作者 [通報] [削除]昨夜、久しぶりに東谷と飲みに行って想い出話に花を咲かせたんですが、細かい部分でお互いの記憶が食い違ってるんですよね。
どちらが正しいのか判断できません。
人間の記憶って曖昧なんですねー。
今後の投稿に影響するので記憶を整理し直します。0
返信
2026-02-03 19:46:00
-
2: 名無しさん 作者 [通報] [削除]幼稚でしたねー。
母も今は本当のババアになりましたが、口だけは達者です。コメントありがとうございました。0
返信
2026-02-02 18:19:53
-
1: 名無しさん [通報] [コメント禁止] [削除]お母様との会話がリアルで読み応えがありました
要は御本人が当時、幼稚だったということですね
あと自身が思いのほか役立たずであったということ
おもしろかったです
ありがとうございました0
返信
2026-02-02 01:54:38
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(2020年05月28日)
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